- 使い方ガイド -
ミセシルのミカタ
ダッシュボードイメージ

商圏を把握する

商圏を把握するために、店舗周辺にどのような人が住んでいるか、来店者の居住地分布を見ていきましょう。

1. ジオデモで、住んでいる人のライフスタイルを把握する

ジオデモデータは、地理的な情報(ジオ:郵便番号、地区、都道府県など)と、
人口統計データ情報(デモグラフィック:年齢、性別、世帯構成など)を組み合わせたデータです。
このデータを元にマップを10分類に色分けしています。

店舗の周辺の色は何色が多いですか? ファミリー層、あるいは単身層、それともシニア層が多いでしょうか?
どのような属性が多い地区なのか、認識していた商圏内の居住者のイメージと合っているか見ていきます。
地図の下に表示されている各色の説明を読み、確認してみましょう。

①サイドナビゲーションから、「来店分析」 → 「来店者居住地」を選択します。
②「絞り込み期間」で、「先月」を選択し、絞り込みます。

③画面を少し下にスクロールし、「来店者の居住地マップ表示」を表示してください。

店舗の周辺の居住者属性は、認識していた通りですか?
マップをクリックすると「各地域にどのようなライフスタイルの方が住んでいるか」という情報と世帯数が表示されます。
居住者属性や世帯数がわかることで、実施中の施策が適切だったか、そうでなかったか?などが見えてきます。

※ジオデモに関する 簡易説明はこちら 詳細な「Geodemo解説書」はこちら をご確認ください。

2. 商圏の距離を把握する

500m以内に住む人の来店・非来店の割合を把握する

商圏居住者の来店状況のグラフでは、自店を中心とした半径500m商圏居住者の方が、
各店舗へどれくらい来店しているか、あるいはどこへも来店していないか確認することができます。

①サイドナビゲーションから、「商圏分析」 → 「商圏シェア」を選択します。
②「絞り込み期間」で、初期値(前月)のまま絞り込みます。

商圏シェアの大きな特徴は、近隣のどこにも来店していないお客様を把握できるということです。
近場に住んでいるということは、来店のチャンスがあるかもしれません。
以下の例では、45%ほどが、いずれの店舗にも来店していないということがわかります。

商圏500mというのは、自店を中心に取得しているため、本来自店が一番有利になります。
自社の店舗のシェア率はどのくらいか? 確認をしてみてください。

・自店のシェアや競合のシェアをみて、想定と違うところはどこですか?
・シェア率を高めたい場合はどこから奪いますか?
・それともどこにも来店されていない 『グレーの人』 をとりにいきますか?

などの視点をもって考えることが可能になります。

今後、客数アップの施策を検討するときに、競合をご利用されているお客様から奪うのか、
新規(まだ来ていないお客様)をとりにいくのかの方針を決める際には、ぜひご確認いただきたい分析のひとつです。