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ミセシルのミカタ
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自社と競合の特徴を把握する/来店傾向(曜日・時間・属性)

自社と競合の特徴を把握するために、それぞれの店舗への来訪状況を見ていきましょう。

1. 来店曜日を把握する

来店曜日の分析は、「各店舗の来店回数推移」で行います。
各店舗のある期間において、お客様がどの曜日に来店されていたか? 傾向を掴むことができます。
ここで大事なのは、自社や競合の来店曜日において想定と違うところはどこか? という視点です。

①サイドナビゲーションから、「来店分析」 → 「来店推移」を選択します。
②「絞り込み期間」で、「先月」を選択し、絞り込みます。

③画面を少し下にスクロールし、「各店舗の来店回数推移」を表示してください。
曜日ごとの特徴が、グラフの山と谷で表されていますので、全体のイメージを読み取ってみましょう。

「各店舗の来店回数推移」のグラフでは、店舗名をクリックすることで、絞り込みができます。
自店と客数が近い競合店だけを表示することで、波形の違いを比較しやすくなります。

④絞り込みを行い、自店(例では、スーパーマーケットA)を含む、波形が近い3店舗を比較していきましょう。
グラフを山と谷の流れでみると、大まかに以下の点に気が付きます。

・自店は、土日祝が山になっている(=来店数が増えている)
・自店は、火曜日が谷になっている(=来店数が落ちている)
・競合店のスーパーマーケットFは、日曜日に大きな山がある

曜日軸でみたときに「各店舗の来店回数推移」の結果は、想定していた通りでしたか?
例えばここでいう、火曜日の来店数は、自店だけが下がっているのでしょうか?
競合でなにか施策を打っていることが影響しているのでしょうか?
それとも、外的要因により、エリアの他の競合も下がっているのでしょうか?

ここでは、競合店を含めて、どの曜日に来店されるかの動きを確認してみてください。
自店や競合のチラシを配布した日、平日の特定の曜日はどうなのか?
土日祝日だと、駐車場の大きさや、飲食店などのテナントが入っているどうかなども影響しそうです。

駅チカであれば平日が多い傾向になりますし、郊外型は週末の来店が多い傾向になります。
このように、ミセシルダッシュボードでは、傾向や特徴を捉えることが可能です。
商圏内の人の流れを俯瞰し、自店の強み、弱み、チャンスがどこにあるか? を見つけていきましょう。

2. 来店時間(平日・休日比較)を把握する

来店時間の分析は、「各店舗の来店時間推移」で行います。
各店舗のある期間において、お客様がどの時間に来店されているか?傾向を把握することができます。

①サイドナビゲーションから、「来店分析」 → 「来店時間」を選択します。
②「絞り込み期間」で、「先月」を選択し、絞り込みます。

③画面を少し下にスクロールし、「各店舗の来店時間推移」を表示してください。
時間ごと特徴が、グラフの山と谷で表されていますので、全体のイメージを読み取ってみましょう。

「各店舗の来店時間推移」のグラフでも、店舗名をクリックすることで、絞り込みができます。
また、店舗の開店時間などによって「来店時間帯」を絞り込んで見てみることもおすすめです。

④時間帯を絞り込み、自店(例では、スーパーマーケットA)を含む全店舗を比較していきましょう。
グラフを山と谷の流れでみると、大まかに以下の点に気が付きます。
競合店を含めて、どの時間に来店されているかをご確認してみましょう。

・自店の午前中の山(ピーク)は、11時である(=来店数が増えている)
・自店の、午後の山は15時である(=来店数が落ちている)。
・競合店のスーパーマーケットFの午前中の山は、10時。 
・競合店のスーパーマーケットFの午後の山は18時。

時間軸でみたときに「各店舗の来店時間推移」の結果は、想定していた通りでしたか?
開店時間、タイムセールの時間、平日の特定の時間、土日祝日の特定の時間、駅近だと平日の18時頃が多い、など傾向が現れます。
特に競合店の強い時間と比較してみてください。

3. 来店している人の来店者属性比較

「来店者属性比較」は、来店者のスマホから抽出したWEBの行動データをもとに、
「性別」「年代」「世帯年収」「未既婚」「子供有無」「職業」の構成割合を把握することができます。

①サイドナビゲーションから、「来店分析」 → 「来店者属性比較」を選択します。
②「絞り込み期間」で「直近3ヶ月」を選択し、絞り込みます。
※属性データは、単月での絞り込みよりも、長い期間を絞り込みすることでブレが少なくなります。

③画面を少し下にスクロールすると「来店者の属性特徴」が表示されます。
競合と横軸で比較することで、自店がどのような属性から指示されているか、想定どおりであるか確認でき、施策のヒントとなります。
競合の来店者と自店来店者を比べてどうかという点に着目してみてみましょう。

・男女でどちらの方が来店多いですか?
・年収は、どのレンジの方の来店が多いですか?
・子供のあり無しの割合はイメージどおりですか?

狙っていた年収層が思っていたよりも低かった場合、高かった場合によって、打つべき施策が変わってくると思います。
競合の来店の属性も見えるため、エリアにおける自店をどのようしにていくか?という視点をもって考えることが可能になります。