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競合との併用状況を把握する

自店で設定している競合店舗と、実際に「お客様がどの店舗と併用利用しているか」といった情報を、
月別で把握することができます。

1. 競合店との併用状況を把握する

①サイドナビゲーションから、「併用分析」 → 「併用来店分析」を選択します。
②「集計期間」で、「先月」を選択し、絞り込みます。

③自店で設定している競合店舗と、実際にお客様がどの店舗を併用しているか見比べてみましょう。
併用率が一番高い店舗を競合店とイメージしていた場合、想定していた競合店の順番通りだったか、確認してみましょう。

お客様が併用しているのはどういった理由なのかも考えてみてください。

「スーパーマーケットAの来店者数」(=自店の来店者数)の表の「併用あり」「併用なし」の数値も確認してみましょう。
「併用なし」は、競合との比較において、自店舗のファンの数ともいえます。

それでは「併用あり」のお客様は、どのような理由で併用をされているのでしょうか?
複数の視点で分析を行うことで、施策検討に役立てることが可能となります。  

2. 競合店との併用状況の月推移

画面を少し下にスクロールし、「併用者の来店回数(推移)」を表示してみてください。

自店と指定した競合店の併用者の来店回数推移を把握することができます。
画面右上のプルダウンメニューから比較を行いたい競合を選択してください。

対象となる範囲は、指定月から遡って、過去半年間を月単位に表示します。

2店舗の併用回数、自店の併用回数、競合の併用回数の増減はどう変化しているのか? などを確認してみましょう。

また、どういった理由なのかも考えてみてください。

・併用回数が減っている傾向にある。
・自店が減っているが、競合は増えている。
・品揃えを変更したタイミングから自店が増えて、併用が減っている。

3. 競合店との併用者の来店曜日

さらに画面を少し下にスクロールし、「競合店との併用者の来店曜日(2店舗)」を表示してみてください。
第一競合など、自店が設定している競合店への来店曜日を把握することができます。
画面右上のプルダウンメニューから、比較を行いたい競合店を選択してください。各店舗の平均来店回数を確認いただけます。

対象となる範囲は、「絞り込み期間」で指定した月(ここでは先月)です。

自店が仕掛けている曜日に来店しているか、競合にはどの曜日に来店しているのかに注目してみましょう。
どういった理由なのかも考えてみてください。

・競合店より駐車場が大きいため、週末はお客様がよく利用されている。
・火曜日は自店のチラシの日にも関わらず、併用者は競合店のチラシに惹かれて来店をされているようだ。
・自店と競合は曜日ごとに来店数が大きく異なるので、使い分けされているかもしれない。

4. 競合店との併用者の来店時間

画面を少し上にスクロールし、ひとつ上のブロックの「併用者の来店時間(2店舗)」を表示してみてください。
第一競合など、自店が設定している競合店への来店時間の差異を把握することができます。
画面右上のプルダウンメニューから、比較を行いたい競合店を選択してください。各店舗の来店回数を確認いただけます。

対象となる範囲は、「絞り込み期間」で指定した月(ここでは先月)です。

自店が仕掛けている時間に来店しているか、競合にはどの時間に来店しているのか注目してみましょう。
どういった理由なのかも考えてみてください。

・午前中は自店の朝市がよく利用されていることがわかる。
・午後、特に夕方以降からは完全に負けている。競合店の夕方の惣菜の品揃えがよいからだと考えられる。

5. 競合店の立場で、併用を把握する

上記に記載した併用分析は、自店からみた併用状況でしたが、
競合店舗の立場から、実際にお客様がどの店舗を併用しているか見比べることもできます。

①併用来店分析ページの上部に戻り、「分析軸」に表示されている競合店の中から1つ選択します。
②「集計期間」で、「先月」を選択し、絞り込みます。

③併用率が一番高い店舗を競合店とした場合、想定していた競合店の順番通りだったか、確認してみてみましょう。
また、お客様が併用しているのはどういった理由なのかも考えてみてください。

併用者の居住地などを見ながら、想定通りの結果なのか? もし、想定どおりではない場合は、仮に自分が競合店の店長だったらどんな施策をしそうでしょうか?
お客様が併用しているのはどういった理由なのか? など考えてみてください。

・一番近隣の店舗だが併用が少ない。
・遠方だが、併用が多い。坂道や踏切が影響している?

月別に見る併用者の来店は、思っていた通りでしたか?
ぜひ、新たな施策を実施したあとにもう一度、確認してみてください。