近隣はファミリー層が多いという印象はあるが、それを確認することができずにいる中で客数がジリジリと減少。
なんとか新規顧客を獲得していきたいという課題があるものの、店舗周辺の居住者や来店者の属性についての理解を深める手法がなかったため、施策に踏み切れなかったとおっしゃるスーパーマーケット様から、成功事例を伺うことができました。
事例店舗(近畿150店舗以上のスーパーマーケット)の現状・要望
店舗特徴
- 業種
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- スーパーマーケット
- ドラッグストア
- ディスカウントストア
- ホームセンター
- 地域
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- 北海道
- 東北
- 関東
- 中部
- 近畿
- 中国
- 四国
- 九州
- 規模
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- 50店舗未満
- 50〜100店舗
- 100〜150店舗
- 150店舗以上
要望と課題
- 近隣に多く住むファミリー層を 取り込みたい
- 周辺住民のニーズを理解し、 商品展開することで新規顧客を獲得したい
要望
自店、競合店の来店者の年齢層・属性、課題であるファミリー層の分析を行ない、強化するべきカテゴリーの選定をしたい。
ミセシルで店舗周辺情報を分析・調査した結果
ミセシルデータ項目
- 来店時間
- 来店推移
- 居住地/勤務地
- 属性比較
- 興味関心
- 併用
- 商圏
- 購買
着眼点と新たな気づき
来店者の年代別調査
競合店舗にくらべて35歳~39歳の構成割合が7%と極端に低いものの、 前後の年代は10%以上あり、30代後半の来店が少ないことがわかった。
子供の有無について
来店客の構成割合をみると、子供を持つ利用者が60%と高い数値であるため、 子育て世代をさらに取り込める可能性があることがわかった。
仮説から具体的な施策へ
ミセシルの「来店者の属性特徴」で確認したところ、イメージしていた通りファミリー層が多いことが判明したため、子育て世代に向けた商品強化で、客数アップできるのではないかという仮設を立て、ベビー用商品の品揃え、子育て中にも便利な簡便商材やお惣菜の品揃えを強化した。
施策実行の結果
取り込めると狙っていたベビー商品売上目標、昨年対比105%に対し122.2%達成!
簡便商材、お惣菜の売上も期間比で増加しました。