比較的商圏が狭いため、近隣居住者の利用状況や顧客理解を深めていきたいが、開発時の商圏調査データと、自店POSデータだけでは、実態を掴みづらいため困っている、といった課題に取り組むスーパーマーケット様から、成功事例を伺うことができました。
事例店舗(近畿150店舗以上のスーパーマーケット)の現状・要望
店舗特徴
- 業種
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- スーパーマーケット
- ドラッグストア
- 商業施設
- ホームセンター
- 地域
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- 北海道
- 東北
- 関東
- 中部
- 近畿
- 中国
- 四国
- 九州
- 規模
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- 50店舗未満
- 50〜100店舗
- 100〜150店舗
- 150店舗以上
要望と課題
- 近隣居住者の属性を把握することで 仮説をたてていきたい
- ニーズにあった商品を展開することで 客数アップを狙っていきたい
要望
近隣居住者の理解を深めてニーズにあった品揃えを展開していくことで客数増を狙っていきたい。
ミセシルで店舗周辺情報を分析・調査した結果
ミセシルデータ項目
- 来店時間
- 来店推移
- 居住地/勤務地
- 属性比較
- 興味関心
- 併用
- 商圏
- 購買
着眼点と新たな気づき
商圏居住者の属性把握
自店から半径500m圏内には、未婚・子供なしの割合が高く 単身者が多いことがわかった。 また、自店への来店者の割合についても単身者が多かった。
仮説から具体的な施策へ
近隣に住む単身者に向けた店舗施策を打てば、客数、単価両方の増加が見込め、売上増加を期待できるのではないかという仮説をたて、
単身者向けの少量商品(魚の切り身、豚こま肉、バラ等1切れや極小パックの品揃え)の品揃えを強化した。
施策実行の結果
単身世帯エリアからの来店数が期間比で増加し、1切れの魚の切り身10パックが毎日ほぼ完売、豚肉についても同様に展開し、毎日ほぼ完売し、単身者向けの少量商品強化の効果が見えた。