売上昨対比をアップするために施策を打っているが、なかなか客数の増加につながらず、特に夕方の客数が課題となっている。
競合店舗の利用状況を探り客数を増加させるために効果的な施策を実行したいとおっしゃるスーパーマーケット様から、成功事例を伺うことができました。
事例店舗(関東50~100店舗のスーパーマーケット)の現状・要望
店舗特徴
- 業種
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- スーパーマーケット
- ドラッグストア
- 商業施設
- ホームセンター
- 地域
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- 北海道
- 東北
- 関東
- 中部
- 近畿
- 中国
- 四国
- 九州
- 規模
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- 50店舗未満
- 50〜100店舗
- 100〜150店舗
- 150店舗以上
要望と課題
- 競合の状況を確認して、最もベンチマークするべき競合を把握したい
- 時間帯の利用状況を確認した上でどのように施策実行するか決定する
- 天候や競合の施策など来店回数が変化した原因が特定できていない
要望
ミセシルの併用者分析、来店時間分析から競合店舗の利用状況を探り、効果的に施策実行したい
ミセシルで店舗周辺情報を分析・調査した結果
ミセシルデータ項目
- 来店時間
- 来店推移
- 居住地/勤務地
- 属性比較
- 興味関心
- 併用
- 商圏
- 購買
着眼点と新たな気づき①
※データ画面はサンプルです
来店時間の分析
自店・競合店含めていつ来店するのか、時間帯の分析を実施。
注目していた夕方時間帯について、自店、競合店ともに来店数が伸びていないことが分かった。
着眼点と新たな気づき②
※データ画面はサンプルです
併用者の分析
自店と競合店を併用する来店者の割合を調査。
想定していた競合店ではなく、別の競合店との併用が最も高く、ベンチマークが誤っていたことが判明。
もっとも併用率の高い競合店舗をベンチマークとして設定。
仮説から具体的な施策へ
ミセシルの「各店舗の来店時間推移」と「各店舗の併用者割合」で確認したところ、競合店も自店同様に夕方に集客ができていないということが判明したため、夕方に注力することでお客様を取り込めるのではないか?と仮説を立て、
夕方のお惣菜の生産体制を変えるアクションを行い、これまで午前中に作りあげていたお惣菜を、夕方にも作ることができるオペレーションに変更。出来立て陳列できるように強化しました。
施策実行の結果
夕方の客数が上昇し、昨対比105%達成!
店舗のPOSデータとミセシルデータの両方で客数の増加を確認できました。